あなたも加入してる?!生命保険の起源を知ってますか?
「生命保険」の誕生ストーリーを知ってますか?
17世紀、英国セントポール寺院の牧師たちが自分たちの葬式代や遺族の生活資金をまかなう為に、保険料を出し合う制度を始めました。
牧師たち全員の保険料は、年齢に関係なく同じ金額を払い込んでいたため、高齢者は比較的少ない保険料で保険金を受け取っていました。
当然、若年者の不満が高まり、制度は短期間で無くなりました。
「ハレー彗星」を発見したことで知られる英国天文学者のエドモンド・ハレーは、それまで偶然と考えられていた死亡に一定の規律性があることを発見して統計を作りました。
この統計により、年齢ごとの死亡人数がハッキリするようになりました。当時の英国には、複数の生命保険会社が存在していましたが、合理的な保険料を計算する基礎を持たず、ギャンブルのような経営状態であったようです。
ハレーの統計によって、生命保険会社が合理的な保険料を算出可能となり、死亡する確率に応じて保険料に差をつけることが可能となりました。
こうして、18世紀イギリスで死亡率に基づいて保険料を集める制度ができました。
ハレーは今日の生命保険事業の基礎を築いた人物とも言えます。
さて、日本においてはイギリスに遅れること約100年、福沢諭吉による「西洋旅案内」で初めて生命保険が紹介された後、1881年に欧米の近代的保険制度を手本として生命保険会社が設立され、現在まで進化を続けています。
相互扶助の精神で成り立っている生命保険ですが・・・。
自分の加入している生命保険をきちんと把握されている人は僅かです。
毎月払っている生命保険料の金額がわからないなんて人もいます。
「本当に必要とするものを必要な分だけ購入する!」
この当たり前なことは生命保険であっても、もちろん可能です。
早速、ご自身の生命保険の保険証券を確認してみてはいかがでしょう!