エコカーの販売と生命保険の営業が似てるって!! どういうこと?!
あなたがご覧になったことのあるエコカーのテレビCMを思い出してください!
「ガソリン1Lあたり37km低燃費、環境にもお財布にも優しいエコカー!」
最近、エコカーのメリットを強調しているCMをよく見かけます。
しかし、本当にお財布にも優しいのでしょうか?
あなたがお車で実際に走行される距離次第では注意が必要です。例えば、「ガソリン車比、燃費2倍」で「車両価格も2倍」というような、一般的なエコカーを所有する場合を考えてみましょう。言い換えれば、「ガソリン車1台分多く支払った車両代金を消費しなかったガソリン代で取り戻そう」という発想です。走行距離が少ない人ほど、「エコカーに先行投資した車両代金」を「消費しなかったガソリン代」で取り戻せない可能性が高くなります。
エコカーを購入する時、走行距離や費用の計算をする人もいますが、かなり少数派です。「エコカーブーム」や「消費税増税直前セール」というカーディーラーの営業マンのセールストークで言われたまま、何となく購入決断する人が、実は一番多いようです。
新しく商品やサービスを購入する際、いろいろな新商品を比較、分析することは一般的です。今まで使っていた商品やサービスの経験から年間走行距離や好みなどの自覚もあり、新たな購入に向けてのこだわりと目的が出来ています。何となく購入した車ではなく、自分で選んだ車であれば、購入後の喜びや満足感が高くなります。
生命保険の営業現場も、このエコカーの営業現場にそっくりです。
「みなさん、結婚したら3,000万円の死亡保障に加入されています!」
「みなさん、入院保障は1日目から日額1万円の入院給付される医療保険に加入されています!」
このようなセールストークで生命保険を勧誘され、半信半疑なまま、「まぁ、そんなものなのかなぁ!」や「セールスされている人が親切な人だから大丈夫だろう!」という曖昧な加入する人がとても多いです。
「本当に必要とするものを必要な分だけ購入する!」
この当たり前な消費者行動は、「生命保険」においても実現可能です。最近、加入している生命保険の「セカンドオピニオン」をご依頼いただくことが増えています。人のライフステージは時間の経過とともに変化することから、「セカンドオピニオン」の必要性は当然とも言えます。ライフステージによる不定期な見直しも含めて、正しい情報を伝えられたうえでの合意である「インフォームド・コンセント」が、生命保険加入時にきちんと行われることが肝心であることは明確です。
「ご自身の私的保障の加入目的や必要性をきちんと認識しただき、納得して保険料を納めていただきたい。」
いつも真剣に考え、お客様の視点に立って行動することに努めています。